動脈硬化・高血圧班
カテーテルブループ
不整脈グループ
不整脈グループ

不整脈グループでは、ペースメーカーをはじめとする植込型デバイスの移植術、カテーテルを用いて不整脈を根治させる経皮的カテーテル心筋焼灼術(カテーテルアブレーション)、他、難治性不整脈に対する薬物治療や失神の精査を行なっています。

☆植込型デバイス
心臓の洞結節の働きが悪くなり徐脈をきたす洞不全症候群、心房と心室間での刺激の伝導が障害される房室ブロックなど症状の重い徐脈性不整脈の患者さんには、ペースメーカー移植をしています。
また、ペースメーカーによる新しい治療として、心収縮能が低下し,心臓の同期不全を伴う重症心不全に対して右室、左室の両心室からペーシングを行う心臓再同期療法(CRT)を積極的に行い、心不全治療の一役を担っています。 抗不整脈薬でも完全には予防できない突然死の原因となる心室頻拍や心室細動など重症心室性不整脈に対しては植込型除細動器(ICD)の移植を行い、生命予後を改善させています。
チルトテストや電気生理学的検査(EPS)をはじめとする各種診断法でも原因不明の失神については、植込型心電図記録計(ILR)の移植を行なっています。

☆経皮的カテーテル心筋焼灼術(カテーテルアブレーション)
2000年(H12年)より、WPW症候群、発作性上室性頻拍症、心房粗動、心房頻拍、一部の心室頻拍などの頻脈性不整脈に対し、数本の心臓カテーテルを用いて不整脈の起源となる異常な回路や発生源を探し、高周波で焼灼する経皮的カテーテル心筋焼灼術(カテーテルアブレーション)を導入し、ほとんどの症例を根治させています。 また、近年患者数が増加している心房細動に対しても、2007年(H19年)からアブレーションを適応し、同側拡大肺静脈隔離術を基本とした手技により良好な成績を治めています。
これには、不整脈回路等をコンピューター上3次元表示させる最新鋭のカテーテルナビゲーションシステム や、血栓形成リスクを著しく低減させる目的でカテーテル先端から生理食塩水を灌流しながら心筋焼灼を行なうイリゲーションカテーテルの導入も貢献し、正確で安全、確実なカテーテル治療を実現しております。

☆2011年の症例数
心臓電気生理学的検査・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・168人
ペースメーカー移植術・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・52人
ペースメーカー交換術・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31人
両心室ペースメーカー移植術・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1人
植込型除細動器移植術・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14人
植込型除細動器交換術・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21人
両室ペーシング機能付き植込型除細動器移植術・・・・・9人
両室ペーシング機能付き植込型除細動器交換術・・・・・1人
植込型心電図記録計移植術・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3人
経皮的カテーテル心筋焼灼術・・・・・・・・・・・・・・・・・・・109人(うち心房細動は52人)