動脈硬化・高血圧班
カテーテルグループ
不整脈グループ
カテーテルグループ

現代社会の高齢化や生活習慣の変化とともに動脈硬化により発症する狭心症・心筋梗塞・閉塞性動脈硬化症の増加および重症化が認められます。
当班は、循環器の中でもこの様な冠動脈や末梢血管の病気の患者様を中心に診断と治療にあたるスペシャリストのグループです。 主な仕事は、狭心症・心筋梗塞に対する心臓カテーテル検査とカテーテル(バルーンやステント)を用いたインターベンション(治療)を行っています。又、最近増加している下肢血管の閉塞性動脈硬化症や腎動脈狭窄に対するインターベンションにも積極的に取り組んでいます。
心臓カテーテル検査症例数は、昭和60年から平成23年12月までの22年間で総数として25,519例を行ってきました。冠動脈形成術においては、この期間中に6,622例の治療を行い、平成19年1年間では、冠動脈形成術405例・閉塞性動脈硬化症を中心とした末梢血管に対するインターベンションを52例に行っております。
当施設でのインターベンション(治療)の目玉は、ロータブレーターであります。ロータブレーターとは、金属バーの先端に人工ダイヤモンドが付いた小さなドリルです。動脈硬化で硬くなり、通常のバルーンやステント療法では治療の難しい血管の治療に用います。ロータブレーター使用は、スタッフの技能はもちろん施設の整備状況などを含めた厳しい条件をクリアした施設に限定されており、当施設では、平成9年8月に日本で認可された当初より使用しています。
近年、透析患者様の増加に伴い他施設からの紹介も増加しており、年間50症例以上、昨年までの累計でも1,000症例以上にロータブレーターを用いて安全に実り多い治療を行ってきました。この治療に関しては、北陸地区では最も多い症例数を経験しており、今では国内でも有数な施設の1つに数えられる様になっています。
現在、重症心臓疾患を集中治療する、ハートセンター内にある心臓カテーテル検査室では、シーメンス社製のフラットパネルディテクターを装備した最新のシネアンギオ装置2台が設置されており、24時間体制で急性心筋梗塞をはじめとする、緊急性の高い心臓血管疾患の診断と治療にあたっています。
このように、経験症例数のみならずその内容も高度かつ先進的であり、名実ともに北陸を代表する施設となっています。

(文責 北山道彦)